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己の存在意義

何がやりたいのか。何がやれるのか。
すべてがわからなくなった。
周りのレベルの高さにヘコみ、
結局諦める。
このままじゃ何も進展しない。
もっと、もっと、深めていかなければ…
…いや、誰かに強要されているわけでは無いから、
自分の煩悩赴くままに深めていきたいというべきか…。

周りと比べて、つまり相対的な存在で自分を見てはいけない。
自分に失望するだけだから。
自分を絶対的な存在で見なければいけない。
自分を守るために。自分という存在を守るために。

人は自分ひとりでは自分の存在を認められない。
他人に認められて、はじめて"存在"することができる。
そうやって自分を"認めて"くれる他人もまた、
他人から認められることによって己の存在を認められる。
そして、お互いに存在を認め合える二人が――