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生きる。

僕は生きている。
これは素晴らしきこと。
この命が存在するには、
まず、両親があって、そのまた両親があって…
先祖がいるから僕の命は存在する。
また、僕は他のものの命を食らって生きている。
牛にしても豚にしても鳥にしても魚にしても、
牛が生きるために食らう草もまた生きている。
さらにいうと、先祖も、他のものの命を食らって生きてきた。
もしも僕に使命が無いと思うのなら、それは無知なだけだ。
僕は生まれながらに使命を背負って生まれてきた。
それは今までこの地球上のすべての生命が行ってきたことだ。

それは…命を繋ぐこと。
例えば牛は、不可抗力だが、自分の命を賭す。人の命を繋ぐために。
また(牛に失礼な表現かもしれないが)人のためだけではなく、子孫を残すために交配する。

僕は人間に生まれてきた。
僕には…何ができる?
自分の命を賭して、他の命を救う。他のもののために尽くす。
自分の子孫、相手の子孫を残すため種を植える。
すべては、「未来に命を繋ぐため」
僕は橋渡し役でもあるし、その時代の先頭にも立っている。
欠かせない存在だと自覚して、今日を生きる。