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時は流れ、世は移ろい、私は―

皆変わっていく、己が知らぬ間に。
いつのまにか、置いていかれる。
今にすがっていたかった。
ずっと、このままでいたかった。
そんな浅はかな望みが、長く続くわけはなく。
変わってしまった。
ただ一つ変わっていないもの、それは―己。
変わりゆく周りから目を背ければ、こんな焦燥感感じないのに。
常に絶対的な存在でいれば、周りと比べる必要などないのに。
ひたすら後ろ向きに、強く、私は生く。