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変わりゆくもの
朝と夜
夕焼けの赤と宵の紫の境目を誰も知らない。
蝉の声
気づいたらうるさく気づいたら消えていた。
もみじ
緑の葉っぱだったはず。
気づいたら真っ赤。
気づいたらヌード。
ヒトの心
昨日の敵は今日の友。
昨日の友は今日の敵。
噛合っていたはずの歯車は、違う時を過ごすことにより噛合わなくなる。
磨耗の進行状態が違うから。
愛する人はいま何処。
ああ無常かなこの世の中
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